私はきちんと娘に向き合えていませんでした
娘が小さな嘘をつきました。
今週、上の娘を保育園にお迎えにいくと、用意していた着替えのズボンと違うものを着ていました。
娘は私を見るなり「まま、これしかなかってん」と言います。
その時は、いきなり娘が言ったことが理解できませんでした。
娘は時々おトイレを失敗して、ストックの服に着替えるので、今回もそうかなぁとしか思いませんでした。
そして、帰る前にもう一度トイレを済ませましたが、うまくズボンがあげられず手伝ってあげました。
その時「このズボン可愛いね」と何気なく私が娘に言ったのです。
ズボンは前に人からいただいたお下がりで、色褪せて古いものでした。まだ履かせたことがなかったのですが、ストックに入れるにはいいかなぁと保育園に置いていました。
フリルが付いてて可愛いデザインのものです。
すると娘はとても嬉しそうに「ママもそう思う。○○もそう思うねん」とニコニコ。
家に帰り娘のリュックから洗濯物を出していると、一番底に私の用意したズボンが綺麗な状態で出てきました。
娘は私が用意したシンプルなグレーのズボンが嫌だったようです。
可愛いデザインのズボンがストックのところにあるのを見つけて履きたくなったんでしょう。
どうも娘はあの時私に言い訳をしたのです。
はじめての出来事で私はビックリしてしまいました。
娘が嘘をついた気持ちを考えると少し胸が痛みます。
私に嘘をついた娘の気持ちを今週はずっと考えていました。
私が怒ると思ったのか、悲しむと思ったのかわかりませんが、娘なりに思うものがあり出た言葉なのでしょう。
私はいつも子育てに余裕がなく、イライラしてしまいます。
怒ってしまうこともよくあります。
娘達から私はどう見えているのか……。
きっと毎日怒ってばかりで、怖い顔をしているのかなぁ。
病気で暗い顔をしていることが多かったので、娘も私の変化に気づいているのかなぁ。
こんなお母さんには素直に思ったことをいえないだろうなぁ。
嘘をついてしまった娘の気持ちを考えると胸が痛みます。
今後の接し方として、同じような場面があったら、今度は「自分の好きなものを着ていいよ」、「好きなものを選んでいいんだよ」と言ってあげたいです。
そして、選んだものをどんなものでも誉めてあげようと思いました。
素直に欲しいものを人に言える、自分が選んだものでいいんだと思えるようになる。
娘の行動を親の私が認めてあげないと、これからもきっと娘は自分の選択に自信を持って生きていけないと思うのです。
自分の選んだことを認めてあげる。そして自信を持たせてあげる。
そんな小さなことですが、私はできていなかったのです。
落ち込みまくりの一週間でしたが、あきらめずにがんばっていきたいです。