Sleになって気づいたこと

2017年の夏、膠原病の全身性エリテマトーデスになりました。

私のお父さん

今週のお題「おとうさん」について

私もお父さんとの思い出を振り返ってみましたが、これとって楽しい思い出が思い浮かびません。

というのも、私のお父さんは私が幼い頃ほとんど家にいなかったからです。

毎日仕事から帰ると、さっさと晩ご飯を食べて出ていきます。
友達と遊ぶためです(ーー;)
休日は休日で競馬に夜は飲み歩きます。
お父さんはすぐキレる性格で、暴れては怖い顔で寝転がっている。
気に入らない食事が食卓に並ぶと、怒ってお膳をひっくり返してしまうという最低なお父さんでした。

幼かった私にとってはただ怖い存在でしかなかったのです。

そんなお父さんも歳を重ね、性格が変わったことに最近気づきました。

お父さんも私が30代になりお父さん歴30年になりました。

気づけばお父さんは角がとれて丸い性格になっていました。

子供と遊ぶことなんてなかったお父さんですが、今は孫と遊んでくれる優しいお祖父ちゃんになっていました。

孫と笑顔で遊んでいる父をみた時は衝撃で驚きました。

そして私は嬉しかったです。

私の子供達にとって、私のお父さんは優しい大好きな存在なのです。

お父さんも月日をかけてお父さんになるんだなぁと、自分のお父さんを見て感じました。

私が膠原病になり入院した時も、出張先から帰ってきてすぐお見舞いに来てくれました。

いつも無口ですが心配してくれているのが伝わりました。

昔は怖くてあまり好きではなかったお父さんですが、私のたった一人のお父さんです。

大人になり、私はお父さんに感謝しています。

お父さん、ありがとう。