Sleになって気づいたこと

2017年の夏、膠原病の全身性エリテマトーデスになりました。

私の将来像

私が入院中、前のベッドにいたおばあさんの話。

そのおばあさんは80代で年齢相応の呆けがあった。(本人を含め家族らは呆けていると思っていない様子)

どうやらそのおばあさんは退院して1週間自宅で薬を飲んでいなかったらしい……

というのも、そもそも80日分処方された薬をもらっていない。

だから飲んでないというのだ。

担当しているナースはカルテ上、薬は出ているし薬剤師の指導も受けていると伝えているが、家族全員で「もらっていないとお母さんは言ってるんだから、無いものはない。」となぜか怒りだしている。

おばあさんには一緒に暮らすおじいさんがいる(夫)。

そのおじいさんもなかなかの呆けっぷりで、毎朝11時面会なのに8時から朝刊を届けにくる。

さらに病院食以外禁止の札が吊られているが、毎日デザートの差し入れをし、一緒に堂々と食べ始めるのである。

そんな夫と二人暮らしのおばあさんだが、私と同じ膠原病らしい。

そのおばあさんもステロイドを飲んでいた。

私もループス腎炎なので医師から、一生涯ステロイドをやめることはできないと言われている。

現在30代なので、あと何十年とステロイドと共に生きていくことになる。

 

私には以前紹介したとってもマイペースな夫がいる。

今朝もめちゃくちゃ忙しく子供達の用意をしていたら、なぜか横で鼻をほじって立っていた。

 

この夫は私が将来的呆けたとき、ステロイドを毎日忘れずに口に入れてくれるのだろうか……

 

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そう思うとなぜか不安になるそんな思いである。